人がバラバラになっている今、集まるということ

貧しい人々が密集して暮らすニューヨーク市ブロンクスには生鮮食品を売る店がほとんどなく、「食品砂漠」と呼ばれています。National Geographic Magazine

さくらは2001年10月に設立されました。野宿者を対象に炊き出し、医療相談（アル中など）が主な活動でした。しかし現在炊き出しに参加する人々のうち現役の野宿者は少数になり、ほとんどは野宿生活を切り上げてアパート住まいをしています。

2017年10月1日（日曜日）荒川放水路虹の広場

秋になり店先にカキ、ナシ、栗が並んでいます。僕はアメリカで働いたことがありますが、アメリカ人の食事は日本人に比べて貧弱です。彼らは季節ごとに旬のモノを食べるということがありません。一年中、同じものを食べています。

日本ではどこでも新しい野菜とか魚を買うことができ、それを当然だと思っています。しかしアメリカでは生鮮食品を売っている店がない地域も少なくありません。 —貴島（会長）

ぼくは瀬戸内海のそばで育ちました。野菜、さかなは地元でとれたモノばかり。自宅には畑とニワトリ小屋がありました。首をちょん切られたニワトリが庭を走ったのを覚えています。塩じゃけは東京に来て初めて食べました。
　関西は味付けが薄いのが特徴です。東京でうどんを出されてその真っ黒な汁に驚きました。

自分で作る料理にはしょうゆとか油はほとんで使いません。やはり小さい頃に覚えた味はいつまでも忘れません。
　料理の腕をあげたいと努力しています。犬吠埼に遊びに行った時に出されたつみれ汁がおいしかった。なんとか自分でも作れないかとやってみますが、まだうまくいきません。 —友澤

衆議院選挙が始まりました。僕は創価学会で活動していたことがありますが、選挙となると動員されて大変です。行きつけの店で頭を下げて投票をお願いしたりします。
　僕が学会に幻滅して離れた原因の一つはなにかにつけてカネを求められることに疑問を持ったことです。

座談会に出席するには大白蓮華という雑誌を買って読むことが求められます。会長が写真集を出版すると購入します。牧口会長、戸田会長の時はむしろ学会はカネがかからないとさへ言われていたそうですが、現在はカネ、カネです。民衆のために熱心に働いていた当時に比べてすっかり変質しました。 —Y

ODONTA PRESS